【るんの初！→Pia-no-jaC←おっかけヨーロッパツアー】トリノ→コルチャーノ 続き

もやもやに隠れた宝を見つけて、100％人生を遊びつくす
もやもや探検家るんの旅にっき、るんの初！→Pia-no-jaC←おっかけヨーロッパツアー編～！

トリノからコルチャーノへの旅。

Blabla carを乗りついで、まずはペルージャに到着！
駅の近くで降ろしてほしいって言ってたんやけど、車はどんどん山の上に！
ラピュタとか、魔女の宅急便の世界みたい。

山の上に街が！！

車を運転してたお兄さんが降ろしてくれたのは、電車の駅ではなく、えっ？ここどこ？ってとこやった。バスがちょっといったとこから出てるから、それに乗ると駅に行けるよ！

そう告げて、お兄さん、いそいで行っちゃった・・・。

とにかく、お腹がいたい。駅とか探すのあとでいいや。まずトイレ！

って言っても、ヨーロッパはなかなかさっと入れるトイレが見つからない。
日本は、お店でも至る所に無料のトイレがあるし、公衆トイレもいっぱいあるし、すごいな～と思う。ヨーロッパは、お店の中でも、トイレには電車乗るときの自動改札みたいなのがついててコインを入れて入るのが多い。

まあ、それでもすぐ見つけられればトイレに駆け込めるんやけど、とりあえずせっぱつまってたので（笑）、近くのピザ屋さんに駆け込む！

「すみません。お腹痛いのでトイレ貸してください（汗）」
すると、トイレの鍵を渡された。

でっかい鍵。なんでヨーロッパの鍵ってでっかいんやろ？

ありがたくトイレを済ませて、落ち着いたので、そこでピザを食べることに。

そこのお店のお兄さんががたいがよくて、話しかけると親切なんやけど、黙々を仕事をしてて、なんか魔女と宅急便に出てくるおそのさんの旦那さんに、感じがそっくりやった。

そのお店はWiFi使えるから、その日泊まるところを探そうとしたんやけど、うまく見つからない。
なんかよくわからへんし、長旅で疲れてしまって、なんか、全然やる気のない状態に（笑）

お店のお兄さんに、「この辺で泊まるホテルとかあるかな？」って聞くと、「この辺は今、EURO CHOCOLATE」っていうイベントしてるから、どこも満室ちゃう？」と言われて、探しても探しても、なんかようわからへんし、iPhoneの電池なくなったらどうしようもないし、ほんとにこの時はぐったりしてしまった。

さすがに野宿する勇気は出ないんやけど、なんか疲れてしまって、一度断ってたおうちに連絡して、泊めさせてもらうことに。

実はこの日から、宿無しなの。なんも取ってなかったんだよ～。海外行くといつもそうなんやけど。
自分の行動をあんまり前もって決められなくて、突然ここ行きたい！みたいになるから、いつも泊まるところは海外でも1泊目だけ日本で予約して、あとは現地で行きたい場所に気持ちが向いてから宿を取ることが多い。

今回は、ホテルとかじゃなくて、カウチサーフィンで、って思ってたから、日本で泊まりたいっていうリクエストを出してたんやけど、返事をくれた人が、「私はその時、イタリアにいないけど、私の友達紹介したげるから大丈夫！安心して！」みたいなメッセージをくれて、泊まるところを紹介してくれたんやけど、相手が男の人やったから、私も一応警戒して一旦は断ったんやけど。

この日のあまりの疲れ具合に、Helpを出しちゃった。電話番号聞いてたから、直接電話した。
まあ、男の人って言っても、家族で住んでるかもしれんし、この世の中、悪い人なんてそうおらんよな、とか思いながら・・・。

そうと決まれば、さあ、移動だ！

ピザ屋のお兄さんにバスの乗り場とチケットの買い方を聞いて、バスに乗り込む。
このお兄さん、めっちゃいい人やった。がっつり腕にTATOO入っててみかけめっちゃいかついねんけど、優しい。

もうすぐ彼女が来るから、彼女にバスの乗り場まで案内してもらうといいよ！と言ってくれたんやけど、その日泊まるおうちが、Google mapで調べると結構遠そうやったから、バス停も近かったしあるがとう言ってお店を出た。

バスは行き先が何個か分かれてて、近くにいる人にどのバスに乗ればいいか、とか教えてもらった。
ほんと、ありがたい。無事乗れたよ。

バスに乗ると、すぐ運転手さんに駅まで行きたいから、着いたら教えてくださいってお願いして、運転手さんのすぐ横に立って、景色を見てた。

どんどん山から下りて行く。

なんか、不思議な景色やな～。家も日本と全然違うし、日がどんどん暮れていって、ああ、みんなおうちに帰る時間やな～。今日も帰るおうちがあってよかったな～とか思いながら。

ここが駅の近くだよって、バスの運転手さんが教えてくれてバスを降りた。

けど、駅が見当たらない・・・。

スーパーの近くやったから、スーパーから出てくる人に聞いてみたら、多分あっちのほう、ということで、その指がさした方向にとにかく歩いてみたら、駅発見！

よかった。

電車も行き先はもちろんいろいろで、よくわからんかったから、ここでも聞きまくり（笑）
ここでは、なぜか私もいろんな人に電車のこと聞かれて、イタリアの人でもわかりにくいんやなっていうのと、私、現地の人に見えるんかな？おもっきしアジアの顔で、旅行者やけど。
道やわからんことを聞くのに、イタリアの人は躊躇しない人が多い。
この旅で、私はいろんなところで、いろんな人に、いろんなことを聞かれた。イタリア語で（笑）

私も、道を聞いてりするときは、あの人話しかけやすそう、とかナシに、思いついてすぐ、近くの人に聞いたりするから、なんか似てるな～と思った。

電車が到着する前になると、電車乗るところに駅員さんがやってくる。
その度に次の電車？　NO,
これ？　NO,
とか聞きながら、無事電車に乗れた。

けど、アナウンスが聞こえない～（泣）
降りたい駅に着いてもわからへんやん～（泣）

駅に着くと、電車の窓から駅名を見ようとするんやけど、駅名どこにかいてあるか見つからない。
電車には、めっちゃペイントしてあって、なんと、窓にも下半分はペイントがしてあるし、窓に泥がいっぱいついてて、外がよく見えない。

電車の席は向かい合わせになっていて、お向かいには若い女子が二人。
みかけすごいやんちゃそうなんやけど、この二人がまためっちゃいい人！

初め話しかけたら、「うわ、英語やで、どうする？どうする？」的な感じやったんやけど、知ってる英語を使って、めっちゃ親身に教えてくれた！

駅に着く度に、私とおんなじように席を立って窓の外を見て、ここが今どの駅なのかの情報を探す。
そういうのを一緒に繰り返してるうちに、現在地発覚！

携帯でも調べてくれて、あと２駅やで～って教えてくれた。
ほんで、その駅が着く直前には、もうすぐやから、もうドアの近く行っとき～って教えてくれた。

無事、駅で降りたら、サッカーの選手でこんな人おった！みたいな、髪の毛くるくるの細身のおにいさんが迎えに来てくれてた。

今日もおうちで寝られてありがたい。

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